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本当のお洒落さんはお襦袢に凝るといいます。
お襦袢は着物の袖から、裾から、八掛けと共にちらりちらりと見えるものです。その色合わせを楽しむことに「粋」を感じるのだとか。

そうでなくても着物は案外見えないところが派手だったりします。羽織の羽裏なんてどうしてこっちが表じゃないんだろうっていうのもあります。
もちろん「元・表」だったものを再利用してたりすることもあるんでしょうが。着物を長襦袢に縫い直すなんて珍しくも無かったでしょうし。

ただ着物が普段着だった時代、華美なもの、上等なものを控えるようにというお上からのお達しが出て、上等に見えない紬が流行った、なんて話も聞きますので、表地を地味に、あまりみえないところを派手にすることでおしゃれを楽しんだりしたんでしょうね。

アンティークの着物には、胴裏なんかが真っ赤なものがあります。紅花で染めた絹のことを紅絹(もみ)といいます。(中には紅絹を真似て赤い綿をつけている着物もありますが)

長襦袢って赤のイメージあったりしませんか?(笑)真っ赤な長襦袢、色っぽいですよねえ。あれもそうです。
四十八手柄の長襦袢なんてのもあるんですよ。一応言っておきますが相撲の決まり手の方じゃないですからね?(笑)子孫繁栄の願いが込められてるそうですが、そこまでするとちょっとあざとい気がするのは私だけですかねえ。

まあ何にせよ、そのチラリズムへの萌えっていうか、そういうのは昔からあるもんで、なおかつ脱いだ時にしか判らないようなお洒落っていうのは、やっぱり勝負下着的なものだと思うんですよ。
いつ脱がされてもいいように普段からピンクのふりふりぱんつを履くのと同じ路線(か?)

まあ私の場合はそのお襦袢の下がババシャツ+スパッツ+ハラマキのカトちゃんスタイルなので、何があっても脱げはしませんが!(笑)

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