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着物はとても季節を感じるものです。
学校の衣替えくらい明確に、衣替えがあるのももちろんですが、やはり花の柄が多いせいですかね。

最近では食物も花もとんと季節感が薄れてきましたが、着物でその季節を表現してみるのもとてもステキだと思います。



着物ではおおむね、季節を少し先取りしてその柄を着ます。例えば桜柄だったら春の桜が咲く頃まで。実際桜の咲いている頃には『お花に遠慮して』そのものの柄を避けます。桜の頃だったら藤にするとか。あるいは桜の花びらの柄のものにするとか。
花に遠慮とはまた奥ゆかしい表現ですが、まあ本物の美しさには勝てないですからね(笑)
特に枝のついた絵は季節を避けるように言われます。モチーフとして季節感が強すぎるからかと思いますが。


そんななのでよーく見ると、着物の柄っていうのはちゃんとそうなっているのです。判りやすいのが浴衣をはじめ夏の着物。夏物は6~9月です。昨今でこそいろんな柄が増えましたが、基本的に紫陽花朝顔からコスモス、菊や楓までやはり夏から秋にかけての花の柄になっています。

ちなみに色んな季節の花を描いたものは吹き寄せ柄なんて呼ばれます。いつでも着られる訳ですが、↑こういうのをきっちり守ってる人から見れば邪道かもしれませんね(笑)

まあそういう意味で言うと最近よく見る桜柄の浴衣とか有得んわけですが、まあそんな時はそれなりに色々言い逃れる方法もあるわけで(笑)桜は日本を代表する花だからいいんだー!とか桜は自分の一番好きな花だからいいんだー!とか、コーディネイトでこじつけてみるとか。

もちろんこの季節だけと決めて着るのもステキだと思いますので、柔軟な対応で(笑)
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